勝ち取った恋   no comments

Posted at 5:37 pm in 日々の事

女性の恨みというのは本当に怖いものです。
あの出来事は、親友であればあるほど怖いものだと知った、私の夏最大の怪奇現象だったように思います。

私には小学校時代から大学時代までずっと一緒だった親友がいました。
お互いに家族のことも恋愛のことも全て知っている仲で、時には兄弟姉妹以上に激しく喧嘩をするほど何もかも曝け出していました。

社会人になるとさすがに仕事は別々になりましたが、それでも仕事の愚痴やら恋愛相談やら、なんでも話せるのは彼女だけでした。
お互いに彼氏がいる時は、一緒に飲みに行ったり旅行に行ったりしたこともありました。
男性の好みは全く違うので、一緒に合コンに行っても被ることは全くなく、ある意味男友達みたいな感覚で付き合っていた友達です。

そんな彼女と亀裂が入ったのは、2人に恋人不在だった時の話です。
「そろそろ次の恋愛がしたいよね?」なんて話していた数日後、親友の方から合コンの話を持ち掛けられました。
ある商社のイケメンばかりが来てくれるらしいとのことでしたが、期待はせずに向かいました。

行ってみると、思っていたよりはイケメン揃いでした。
4対4で楽しく飲んで、全員がそれぞれ連絡先を交換しました。
帰りは同じ方向の親友と帰ったのですが、そこでお互いが同じ人を狙っていることを知りました。
彼女にしては珍しいなと思ったのですが、どっちが上手くいっても恨みはなしという誓いを立てました。

その次の日から、お互いのプッシュが始まることは分かっていました。
でも、私の方が一歩リードしていたみたいで、気になっていた彼から連絡をもらいました。
「いきなりだけど、この間話していた映画を観に行かない?」とメールをもらったので、快くOKしました。
それからは毎日メールしたり電話をしたりする仲になりました。

親友の方からも連絡をもらっているけれど、私とのメールや電話の方が楽しいと言われて有頂天になっていました。
約束をしてすぐの休みに2人で映画デートをし、その日のうちに付き合いたいと言われました。
断る理由もなく付き合うことを承諾したけれど、親友にどう話そうか悩んでいました。

私は「ルールはルールだよな」と思い、交際を申し込まれたと言う前にデートに誘われていると話しました。
親友は「負けたわ~。それ、絶対脈あり。私には素っ気ないもの。おめでとう」と祝福してくれているかのようでした。

Written by admin on 1月 14th, 2014