親友とのバトル   no comments

Posted at 5:38 pm in 日々の事

親友は、その日のうちに私がやってくることを予想していたかのように待っていました。
意地悪そうな微笑みを浮かべて、私を部屋に招き入れました。

「どう?嗅ぎ慣れてる香りがするでしょう?彼のお気に入りの香水の匂いが」

私の彼氏のお気に入りの香水の香りは確かにしました。
まるで、さっきまで彼がここにいたのと言わんばかりの演出でした。
でも、私も馬鹿ではありません。
そこまで残るキツイ香水でもなかったので、彼女が自分で部屋に撒いたのだとすぐに分かりました。

私は親友を問い詰めました。
あの写真ことや今日彼氏と会っていたことについてを。
不敵な笑みを浮かべながら、彼女は勝ち誇ったようにも見えました。

「私ね、子どもの頃からアナタのことが嫌いなの。アナタが親友だって言うから親友ぶってたけど。嘘だと思うなら、他の友達に聞いてみなよ」

いきなりのカミングアウトで驚きました。
浮気の話ではなく、なんと私のことを嫌いだったと言い出したのです。
私はそのことにショックを受けたのですが、更に衝撃的なことが待っていました。

まず、彼氏が私の浮気の証拠だと見せたあの写真は、やはり彼女が作り出した嘘の写真でした。
しかも、元カレとキスしようとしている写真を撮ったのは、なんと元カレと付き合っている時に浮気をして撮った自分の写真との合成だったのです。
つまり、今の彼氏だけではなく、彼女は前の彼氏の時も手を出していたのです。

思わず平手打ちをしてしまいました。
彼女は怯むことなく、更に衝撃的なことを話し出しました。
私の付き合った過去の彼氏には全員手を出していたのです。
気がおかしくなりそうでしたが、全てを聞きました。

私が恋愛相談をした時、その対処方法をわざわざ具体的に話してくれたのは、全て元カレとのベッドの中で仕入れた情報を元に話してくれていたのです。
人間不信になります。
こんな風にカミングアウトされてしまっては。

これ以上のことは何も聞きたくないと思ってしまいましたが、肝心なのは今の彼氏との関係です。
一線を越えているのか越えていないのか、それだけを聞いて家を出たいと思いました。
遠のく記憶の中で彼女はこう言いました。

「愛する彼氏に、本当のことを聞いてみたらいいじゃないの」

Written by admin on 1月 26th, 2014