知らないうちにおかしていた過ち3【知ってよかった】   no comments

Posted at 5:42 pm in 日々の事

その場を離れ、友達を呼び出して相談をしました。
彼女は私の話を聞きしばらく黙っていましたが「ねぇ。。。興信所って知ってる?」そう訊きました。
「探偵さん?探偵さんのことよね?」
「そうよ、探偵さん。その彼の素性を知ったらどう?何もなければ安心だし。。。」
自分がストーカーみたい。。。と自己嫌悪したことも思い出しました。
「アナタがさ、自分でそんなコトして自分を落とすことないと思うの。イヤでしょ?そんな自分が。。。」
たしかにそうです。
昨日からずっと彼のことを考えると不安でで不安で、そんな自分が何をするかワカラナイ、そんな気分にもなってきます。
「ちゃんとしたプロの人に頼んで、自分が無駄に傷つくことは避けたほうがいいと思うの。」
彼女がいうことはモットモなことです。
「でも、お高いんでしょ?お願いするのって。。。」
私は普通のOLですから、貯金は一般的な額程度しか持っていません。
「そこまでお高くはないし。。。私も離婚の時はお願いしたから。。。
お金の問題もあるけどね、はっきりさせたいことははっきりさせるがいいのよ。」

彼女から紹介された興信所へ、次の日出向き相談をしました。
「その程度のご相談ならば、日にちは余りかからないと思われます。」と興信所の方はお話し下さり、考えていたほどの金額ではありませんでした。
自分で調べようと思ったことなど、何もかもお話ししてしまうとつい涙が出ます。
「自分でしようなどと思ってはいけませんよ。
私たちはちゃんとした訓練も受けていますし、免許も持っています。
ご自分でなさると思わぬ違法行為を犯す可能性もありますし、何よりもご自分の心が傷ついてしまいます。」
その言葉が妙に響いて、また涙が出ました。

依頼してから数日後、「ご報告いたします。」とご連絡を頂きました。
私はその日の会社帰りに、興信所へ寄りました。
結果からお話しすると、彼は既婚者でした。
小さなお嬢さんもいました。

その場に泣き崩れる私を迷惑そうにすることもなく、担当した探偵さんは泣き止むのをずっと待っていてくれました。
「訴えるということも、出来なくはないと思います。」
そう言われて一瞬考えましたが、小さなお子さん、それも女の子。
そのことを考えると、それはしたくないと思いました。
ただただ「どうして私に近づいたのか、ホントに好きでいてくれたのか」そんな疑問ばかりが浮かんできます。
「それが訊きたいだけなのです。」そう私が言うと探偵さんは「本当は私が言うべきことではないんです。」そう前置きをされてお話下さいました。
「この男性は御養子でいらっしゃいますから、虐げられているフシはありました。
しかし、アナタと同じような女性、浮気相手は、アナタ一人ではありませんでした。
ここからはアナタ御自身がお決めになることですが、この方のお気持ちがどこにあったかを考えるよりもご自分を大切になさったほうがいいと、私は思います。」

興信所を出て街路樹の下に座ると、行き交う人の足元をずっと眺めていました。
腰から下がフワフワするような、虚脱した感じです。
知らないこととは言え、私は不倫をしていたの?彼は私にそれをさせていたの?

どのくらいの時間そこに座っていたのかわかりません。
そうして「気が済んだよ!」と私は男口調で言うと、彼のアドレスを着信拒否に設定しアドレスからも消しました。
「彼の本当のことを知ってよかったのか。知らなければまだ楽しい日々は続いたはず。。。」そう自分に問いかけました。
「いや、いいの。これでよかったの。人を傷つけずに済んだ。それに私はまた誰かに出会えるわ。」
早くて知って良かったんだと思います。
興信所へお願いしたのも、これでよかった。。。
だから私は、新しい出会いを見つける一歩を踏み出せるんですから。。。

余談になりますが、私は今少しだけ年下の塾講師の男性とお付き合いしています。
興信所を勧めてくれた友人からの紹介です。
彼は司法試験への合格を目指し頑張っている人です。
私は少しでも協力したいと彼に手料理で応援していますが、もっと上手くなりたいとお料理教室にも通いだしました。

Written by admin on 3月 10th, 2014